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伊吹山 晩夏の花

2020.09.01(火)

8/30 伊吹山の花

サラシナショウマが見ごろと言う事で、渋滞を避け家を6時に出発して伊吹山へドライブしてきました。

7時に伊吹山ドライブウェイ入口に到着、普通車3140円の所を公式サイトページより割引券を印刷していったので2900円(期間限定)でした。

夏時間で早朝3時から営業しているため帰る車もちらほら、上る車も早朝なのでそれ程多くはなく、ドライブウェイは快適でした。

料金所を通り抜けてすぐに可愛い鹿の親子4頭と遭遇、シャッターが間に合わなかった残念、子鹿さん達かわいかった💛

山頂付近の駐車場手前にはイヌワシを撮影しようとするたくさんの人々と据え付けられた大型の望遠カメラがずらり、有名なイヌワシカメラスポットですね。

料金所から30分程で駐車場へ着くと結構たくさんの車があってびっくりしました。

まだ夏ですね、期待したほど涼しくない、暑かったです。

駐車場から山頂までは西遊歩道40分、中央遊歩道20分、東遊歩道(下山専用)の3コース、上りは西、下りは中央で散策をしました。

遊歩道前で入山料300円を箱に入れドアをくぐります。

サラシナショウマ

サラシナショウマは西遊歩道、中央遊歩道の両方で群生が見られますが特に中央歩道が密生していて見ごたえがありました。

これから9月中旬ごろまでが見ごろだと言う事です。

西遊歩道のサラシナショウマ

遊歩道端のお花に夢中になり、所要40分の所を1時間以上かけて山頂へ・・・。

山頂

伊吹山山頂、高校生時代に伊吹山を麓から登山した時から何十年?その後はドライブウェイで駐車場まで楽して何度か訪れていますが、変わらない「伊吹山頂1.377m」の標識と日本武尊像。

日本武尊像は1912年建立されたと伝わるそうです。

山頂の山小屋で伊吹山名水で淹れた珈琲と名水で茹でたゆで卵、清涼な空気と景色の贅沢なひとときを満喫した後は中央遊歩道を駐車場まで下山。

中央遊歩道のサラシナショウマ

サラシナショウマの名前の由来は、若芽を茹でて水に晒して食べる事からサラシナ、ショウマは升麻、キンポウゲ科の草本でその根茎が生薬として用いられます。

ショウマってなんか男性の名前みたいですね。

遊歩道で見つけた花

西遊歩道と中央遊歩道で1時間程の行程ですが、花を見つけては立ち止まっていたら、2.5時間程かかっていました。

チョウチョや蜂などもたくさんいて、やはり伊吹山は自然の宝庫。気軽に楽しめる事はありがたいことですが、保護するために大変な労力があることに感謝しなければいけないと改めて思いました。

カメラに収めた花、帰ってから花図鑑で調べてみましたが、似た花も多く判別が難しいですね。

わからないものはとりあえず?を付けてあります、後日詳しく調べてからもう一度書き加えたいと思います。

ソバナ・ツリガネニンジン

イブキトリカブト・ルリトラノオ

コイブキアザミの花と蕾

ハクサンフウロ・イブキトリカブト?

シオガマギク

シモツケソウ・シオガマギク?

アカソ

オオヒナノウスツボ・ヒメフウロ

?・イブキフウロ

リュウノウギク・イブキボウフウ?

オオヨモギ

コキンバイ・キンバイソウ?

キオン・コウゾリナ?

これからは花の名を覚えて、出会ったら名前で呼びかけて、一つ一つ挨拶できたらいいなと思いました。

暑かったけれどこの空と風景、「天高く馬肥ゆる秋」は伊吹山山頂に一足早くやってきているようです。

11時頃ドライブウェイを下り、目の前をイヌワシが通過🦅

上りの車が次から次へ、料金所の前にはこれから山へ向かう車の行列が出来ていました。

伊吹山に関するミニコミ

最後に、平成20年1月2月(№12.13号)に発行した伊吹山についてのミニコミを掲載しておきます。まだまだ伊吹山については歴史や地学的にも深いものがありますので、後日ミニコミにまとめてみたいと思います。