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2018いび祭りリポート

2018.04.06(金)

今年のゴールデンウィーク 4.5日と瑞穂市、本巣市から日帰りで行けるお祭りを2つ取材してきました。

4日は揖斐郡揖斐川町三輪神社のいび祭り、5日は養老線で多度大社の上げ馬神事

人込みは苦手で、最近は地元のお祭り以外出かけた事がなかったのですが、近場のお祭りの様子を今後も少しずつリポートしていこうと思います。

この5月20日は瑞穂市美江寺で宿場祭りが開催されます、スケジュール等はまたイベントのコーナーでお知らせしますので皆さんご参加下さい。

いび祭り

揖斐郡揖斐川町で毎年5月3~5日にかけて行われるお祭りで5輌の山車(車偏に山の一文字のやま)と3基の御神輿、子ども歌舞伎が特徴です。

江戸時代に始まったとされる三輪神社における300年以上に亘る伝統の祭礼で、平成29年揖斐川町の重要無形民俗文化財に指定されました。

揖斐川町は揖斐川の川運を中心に栄えた町で、水戸天狗党(紙版吉本ミニコミ№133号に掲載)が京へ中山道を通過中、進路を阻まれたどり着いた場所(揖斐宿)でもあります。

天狗党はここで進路を近江(滋賀県)から越前方面へ変更することを決定しました。

風光明媚、江戸時代風から昭和のレトロなお店が並ぶ風情ある町です。

土地の総鎮守としてお祀りされてきた三輪神社の歴史はこの地を開拓した頃、古代に遡るそうです。

300年目の大改修を終えた3基の御神輿。

山を背景に、山車が町を巡行(曳き入れ)する姿は絵になります。

細い道を通る時や、方向を転換するとき、見ているこちらまで力が入ります。

大きな山車、重そう!たくさんの人の力が要ります。

子ども歌舞伎の役者さんたちが山車に乗って一緒に街を巡行。

この衣装を身に着けて、3日間に渡る巡行と歌舞伎の公演7回、小学生の2~6年生の皆さんが出演されましたが、大変な体力が要りますね。

町も三輪神社への道も人とお店で溢れかえっています。

町の巡行を終えて三輪境内に集まった山車2輌と子供歌舞伎が行われる舞台となる山車。

いよいよ子ども歌舞伎の始まりです。

皆さんとても小学生とは思えない、情感のこもった長いセリフと歌舞伎の動き、踊りとすばらしかったです!

それも1公演50分の長時間に渡る熱演にたくさんの人が掛け声と拍手を送り、熱気ある時間でした。

歌舞伎のメイクを体験できる面白い企画にたくさんの行列ができていました。

手になら少し練習すれば自分でもできそうかな?

メイク途中と完成した顔。

トイレにも歌舞伎の隈取が・・・。

4月の美江寺堤防桜まつりでも出店してくださった牛串やさんとここで再会しました。

今年初登場の女性みこし、歴史絵巻を再現したお稚児練り込み、宵山、子ども歌舞伎役者によるもちまき、菓子まきなど見られなかったものも多くありますが、次回にと思います。

次は近日中に多度大社の上げ馬神事をアップする予定です。