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6月花めぐり

2020.06.27(土)

今年は、コロナによる外出自粛で、桜を始め春の花をじっくりと楽しめないで不安な時期を過ごしました。

自粛解除にはなりましたが、まだまだ予断を許さない状況の中、しばらくは外出する気になれませんでしたが、ようやく近くのお花を見に行ってみようかと思い立ち、先週の日曜日(6/21)、曽根城公園の花菖蒲、谷汲のゆり園、後日墨俣のあじさいを楽しんできました。

6/21・曽根城公園のハナショウブ

少し時期が過ぎていましたが、爽やかなお天気の中まだまだ楽しめました。

いずれ菖蒲か杜若

「いずれアヤメかカキツバタ」と言われますが、アヤメ(菖蒲)、カキツバタ(杜若)、ハナショウブ(花菖蒲)はよく似ているので見分けにくいですね。

開花時期

5月上旬からアヤメ、中旬にカキツバタ、下旬から6月にハナショウブ

大きさ(花、背丈)

アヤメ〈 カキツバタ〈 ハナショウブ

育つ場所

あやめ=乾燥地 カキツバタ=湿地 ハナショウブ=どちらでも

葉脈

あやめ・カキツバタ=目立たない 

ハナショウブ=表の中央に1本、裏に2本はっきりと見える

※花菖蒲と菖蒲は別物

5月の子供の日にお風呂へ入れる菖蒲湯の菖蒲はハナショウブとは別の植物、葉の形が刀に似ていて、強い香りが邪気を払うといわれ、勝負にも通じる事から男子の縁起物とされたようです。

6/21・谷汲ゆり園

谷汲ゆり園は少し時期が早かったので半分位咲いた感じでした。

来週(6/28)がベストかな?

と思って2週続けて谷汲ゆり園へ行ってみると、それぞれのユリの咲く時期が違っていただけで、21日が早かったわけではなかったようでした。

ゆり園は山の斜面にも色とりどりのゆりが咲き乱れて見ごたえがあります。

のんびりと山の小道を歩くと楽々頂上です。

谷汲ゆり園は草競馬場跡地に造られたんですね。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」は美しい女性の立ち居振る舞いを表した言葉として知られていますが、気が立ってイライラしている時は芍薬を、座ってばかりいたくなるような時は牡丹を、ゆらゆらして歩くように不安定な時は百合をそれぞれ生薬として使ったことが由来だと言う話もあります。

6/28再びの谷汲ゆり園

1週間前は黄色、オレンジがメイン、今日は濃淡のピンクと違った風景を見る事が出来ました。

山道に咲く色とりどり、種々雑多な中に好きなゆりを探すのも楽しいです。

ゆり園の中のあじさい

6/23・墨俣のあじさい

墨俣長良川沿いの堤防のあじさいは少し時期が遅かったみたいです。

墨俣城犀川沿いのあじさい

こちらはまだこれからといった感じでした。

お天気に恵まれた中の花めぐり、コロナによる自粛疲れも吹き飛びます。これからも細心の注意を払いながら、気を緩めることなく楽しみを見つけていけたらいいですね。

※あじさいは私たちの町、瑞穂市の花です。あじさいの花についてはもう少し詳しく調べてからここに記載しようと思います。